「家を建てよう!」と決めたとき、まず最初にぶつかる壁が
「建売住宅にするか、注文住宅にするか」という選択ではないでしょうか。
私たちも、最初は本当に悩みました。 「手軽で安心な建売もいいけれど、
せっかくならこだわりたい……」
そんな葛藤の末に、私たちは最終的に注文住宅という道を選びました。
今回は、それぞれのメリット・デメリットを整理しながら、
私たちが「注文」を選んだ決定的な理由をお話しします。
今、マイホーム選びの真っ只中にいる方のヒントになれば嬉しいです。
タイパと安心感で選ぶなら「建売住宅」のメリット
実物を見て買える圧倒的な安心感
建売住宅の最大の魅力は、なんといっても「完成図が目に見えること」です。
図面だけでは分かりにくい日当たりや風通し、実際の広さを確認してから購入できるのは、
建売ならではの強みです。
注文住宅の場合は、図面やパースと言われる3Dの画像のみでプランニングを進めていくため、
「イメージと少し違った…」となる可能性を排除しきれません。
忙しい人でも買える!考える必要がない楽さ

建売住宅の場合、仲介業者さんとやり取りするだけで、
間取りも内装もプロが決めたベストな状態で完成した住宅を購入することができます。
「仕事が忙しくて打ち合わせの時間が取れない」という方には、これ以上ない選択肢です。
また、比較的短期間で引き渡してもらえるため、「数ヶ月後には新生活を始めたい」という
スピード感を重視するなら、建売が圧倒的に有利です。
理想をカタチにする「注文住宅」のメリット

「好き」を詰め込める自由なカスタマイズ
一方で、注文住宅は「ゼロから自分たちの暮らしをデザインできる」楽しさがあります。
間取り: 家族の動線に合わせた「世界に一つだけ」のレイアウト。
…リビングを何階にして、何畳にするか?どこに窓を付けるか?
部屋は何部屋つくるか?納戸をつくるか?
自分たちの理想の暮らしをイメージしながら自由に間取りを決められるのは、
注文住宅ならではです。
設備のスペック: キッチンやバスルームなど、こだわりたい場所に予算をかけられる。
…料理が大好きだから、キッチンにはこだわりたい!
一日の疲れを癒すバスルームにこそ予算をかけたい!
など、自分の価値観に沿って設備のスペックを決めることもできます。
デザイン: 壁紙一枚から照明ひとつまで、自分たちの「好き」で満たせる。

…壁紙や床材、窓枠まで…
自分たちのこだわりを詰め込んで作り上げた家には、
より一層愛着も沸くはず。
正直、大変。注文住宅のリアルなデメリット
夢が広がる注文住宅ですが、実際に経験してみて感じた「大変さ」も隠さずお伝えします。
考えることが多すぎる!
間取り、コンセントの位置、床の色……決めることが山積みで、
時には「もう何でもいい!」と投げ出したくなるほど(笑)。
1つのプロジェクトを完走するくらいの覚悟と根性を持って臨む必要があります。
選べる住宅ローンが限られる
注文住宅を建てる際には、まずは土地を購入し、購入した土地に建物を建築するため、
土地と建物で同時にローンを組むことができません。
そのため、分割融資が必要となり、選べる住宅ローンはおのずとそれに対応できる銀行のものに
限られてしまいます。
また、土地代や着工金など、完成前に支払いが発生するため「つなぎ融資」などの
複雑な手続きが必要になります。
引渡しまで山あり谷あり

注文住宅の場合は、工期が延びたり、イメージと違ったり。
完成まで精神的なエネルギーもかなり使います。
私たちの場合も例から漏れることなく、土地の引き渡しを受けたにも関わらず、
土地の売主の理由で建物の工事を始めることができず、
弁護士に相談するなど、トラブルが多く発生しました…
建売だったらこんなことは起きなかったのかな、と正直少し後悔したこともあります。
私たちが注文住宅を選んだ理由:人生観の変化
大変なことが分かっていても、私たちが注文住宅を選んだ理由。
それは、最近になって「人生観が変化したこと」が大きく影響しています。
これまでは「安くて便利なもの」を使い捨てのように選ぶこともありました。
でも、30代を目前にして、これからの長い時間を想像したとき、
「良いものを、手入れしながら長く使い続ける」という暮らしに惹かれるようになったんです。

自分たちの手に届く範囲でいい。
でも、毎日触れる床材や、朝の光が入る窓の位置、使い勝手のいいキッチンにこだわる。
そして「自分たちが本当に納得したもの」に囲まれて暮らす時間を、何よりも大切にしたいと
考えるようになりました。
その結果、まずは一度踏ん張って家づくりに奮闘して、その後の人生を豊かにしていきたい、
そう考えて注文住宅を選びました。
おわりに
いかがでしたか?
今回の記事が、少しでも皆さんの役に立てたら幸いです。
もしあなたが今、「どちらにしよう」と迷っているなら、
自分が「どんなふうに毎日を過ごしたいか」という価値観を一度深掘りしてみると、
答えが見えてくるかもしれません。
